ごあいさつ

日本アクセス研究会の法人成立:新たな一歩を踏み出そう。

日本透析医会主催の「アクセス研究会」が開始されたのは1989年で、第7回の1995年まで継続されました。透析医会はその研修課題をアクセスに限定しない方針に変更いたしましたが、維持透析におけるアクセスの重要性に鑑みこの領域を特化して論ずる場として「アクセス研究会」を独立した組織で運営することが太田和夫先生らから提案され、1996年に発足いたしました。第1回研究会は1997年高松市(主宰:沼田 明先生)で開催され、以降、全国各地で特徴ある研究会が開催され、その多大な成果(業績)を「腎と透析・別冊」に掲載された記録集で振り返ることができます。第12回研究会世話人会(主宰:政金 生人先生)で本研究会の法人化が発議承認され、その手続きが内藤秀宗先生・川西秀樹先生らを中心に進められてきましたが、2009年8月24日に「特定非営利活動法人・日本アクセス研究会」として承認されました。本研究会は今後明確な公的基盤を有する組織として、新たな一歩を踏み出すことになります.これまでも本研究会の発展に寄与してこられた諸氏が正会員または施設会員として参画され、一層活発な学術活動が展開されることを強く望む次第です.維持透析の命綱・ライフライン・生命線と目される血管・腹膜アクセスの成績向上への情熱を絶やさずに、今後も会員一同で奮励努力する研究会を目指しましょう。

2009年9月29日
大平 整爾